自虐史観?

何人も否定できない歴史的事実は、日中戦争において、中国は戦勝国であり、日本は敗戦国であるという冷厳な事実である。負けた以上、日本は敗者として常に謙虚でなければならぬ。それが国際政治の掟であり、また、敗者の誇りである。なぜなら、敗者が自省することは、中国が軍事的強圧を日本にかけるような大国主義に陥らないようにするためにこそ必要だからである。



他方、中国は自分が日中戦争の勝者であるという冷厳な事実を勅旨せねばならない。勝者は敗者に対して寛容でなければならない…

以上は、国際交流基金理事長、小倉和夫の言葉である。

南京大虐殺や従軍慰安婦問題は、教科書に載せてはいけないと主張できたとしよう。しかし、日本が中国に負けた事実は、教科書に載せてもいいだろう。さすがに、これを自虐史観として否定するのは無理だ。歴史認識が歪んでしまう。
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by Yasuo_Ohno | 2005-01-20 22:16 | テーマ2:リベラル
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