長期金利じわり上昇 景気回復期待が支え

帰りの電車で、森木亮「2008年IMF占領」(光文社ペーパーバックス)を読んでいたので、新聞の見出しに「ぎょっ!」とした。2005年の財政の状況。国債の利払い費8.9兆円と借換え債104.2兆円の合計は113.1兆円であり、税収44兆円の2.57倍となっている。まるでサラ金地獄である。

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# by Yasuo_Ohno | 2005-03-03 20:58 | テーマ5:政治・経済・社会

反時代的密語 理想の旗を高く掲げよ 梅原猛

法華経。家が火に燃えているのにも気づかずに遊びに夢中になったいる子供たち。釈迦は子供を哀れに思い、それぞれの好きな物を与えてやるといって無事子供たちを家の外に出した。さらに、約束した以上のすばらしいものを子供たちに与えた。

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# by Yasuo_Ohno | 2005-03-02 20:48 | テーマ3:現代思想・仏教

憲法改正自民小委 前文中間案に賛否

自民党新憲法起草委員会が憲法前文の改正に関する意見の集約をした。また、国民の義務を盛り込むとする話が出ている。何度も言うのもいい加減いやになるが、言わねばなるまい。

ずばり、憲法は法律とは違う。国民の国家権力に対する「盾」である。

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# by Yasuo_Ohno | 2005-03-01 21:14 | テーマ2:リベラル

イントレランス

旧約時代、新約時代、中世、現代と四つの時代を描くのだが、細かいことが全然わからない。非常に初期の作品だから、それでよかったのかも知れない。例えば、映画とは、繰り返し見るものであったとか、雰囲気を楽しむものであったとか、今の感覚とは、ずれていたことは十分にありえる。

否、そのようなことはない。鍵を握るのは字幕だ。弁士という例外はあるが、初期の映画とは、字幕と映像の組み合わせだった。

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# by Yasuo_Ohno | 2005-02-28 20:54 | シネマンガ研究会

黄色いリボン

どこがいいのか、何やら分かったようで分からない作品だ。この分からなさゆえに現在まで生き延びたような気がするのだがどうだろう。「騎兵隊=善玉、インディアン=悪玉」の図式が不明瞭だったがゆえに厳しい非難を浴びなかったということだ。

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# by Yasuo_Ohno | 2005-02-27 19:16 | シネマンガ研究会

国防 石破茂(著)

日米安全保障条約なんて単なる紙ですし、通告後一年で一方的に破棄できるものです。

しかし、アメリカとは「自衛隊がアメリカを守ることはしないが、米軍は日本を守る」という主旨の、非対称的な相互条約を結んでいるという関係なのです。

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# by Yasuo_Ohno | 2005-02-26 01:37 | テーマ1:保守・右翼

奇跡の丘

パゾリーニというとホモセクシャルをまず思い出す。おまけに無神論者である。そんな奇才が作ったキリスト映画である。

相手がキリストだと人物が大きすぎてかえって扱いにくい面があろう。つまり、神話に包まれていて全貌が見えない。

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# by Yasuo_Ohno | 2005-02-24 22:28 | シネマンガ研究会

文芸時評 島田雅彦 世界遍歴の終わり 「箱庭」で米国を無害化

村上春樹が世界を席巻する。円高が進んで、メード・イン・ジャパンがグローバル商品化した時代背景。江戸時代のように独自の退屈しのぎの芸を磨き上げて自足。

島田によれば、江戸期の廓、浮世絵、茶道、和歌は、それぞれ現代の風俗産業、コミックス、カラオケ、携帯メールに対応するらしい。

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# by Yasuo_Ohno | 2005-02-23 21:57 | 今日の新聞

サマータイム法案4月にも提出 省エネへ超党派 4~10月、時計を1時間早く

サマータイムは労働強化になるので反対だ。法案には労働時間が増えないよう政府が配慮する条項を盛り込むとのこと。だが、現実は配慮という表現が示すような甘さは通用しない。このケースでは、罰則のない法律など無意味だ。

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# by Yasuo_Ohno | 2005-02-23 21:52 | テーマ5:政治・経済・社会

時計じかけのオレンジ

キューブリックは天才だ。天才と狂気は紙一重だというが、この作品でも彼の天才=狂気はいかんなく発揮されている。

例えば、アレックスがウルトラ・バイオレンスを働く前の一瞬の「間」。思わず背筋がぞくぞくする。満面の笑みをたたえ、ウィットの効いた場違いなジョークを交えた、暴力パフォーマンスには、恐怖を越えた、麻薬のような怪しい魅力さえある。

人間の日常に潜む暴力への羨望を暴き出すとでもいおうか、すごく危険な映画ではある。

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# by Yasuo_Ohno | 2005-02-22 22:33 | シネマンガ研究会

オーサービジット 大学生、本社と共同企画 作家・村上龍さんと対話

学生が新聞というメディアを使って何ができるか、好きなことをやってもらう企画。学生たちは自分にとって身近な問題である「就職」「働く」をテーマに。「13歳のハローワーク」の著者、村上龍を読み、テーマを考える。「共同体の崩壊」「主体性」「手段の目的化」などが村上のキーワードとしてあがる。

結果が記事になった。見出しが躍る。「働く意味、同世代と探る」「好きな仕事出会うには」。村上龍のアドバイスがこれまた見出しになっている。「何やりたいかまず自問」「若さと時間いかして」。

村上曰く…。

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# by Yasuo_Ohno | 2005-02-21 21:47 | テーマ5:政治・経済・社会

隠し砦の三悪人

黒澤明の痛快娯楽編だ!

合戦で破れた陣営の武将たる三船敏郎が、千秋実、藤原鎌足の狂言回しを利用しつつ、姫君を無事に盟軍の領地まで運ぶという筋書きだ。私利私欲に走る人間が状況次第で手を結んだり、反発しあったりする。

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# by Yasuo_Ohno | 2005-02-20 20:44 | シネマンガ研究会

秋刀魚の味

この作品は小津安二郎、最晩年の作品である。「真の芸術はもっと高いものであるはずであり、真の芸術家は芸術に対してはにかみをもっているものだ」。このように小津は芸術に対して真に微妙な距離を置いていた。

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# by Yasuo_Ohno | 2005-02-18 22:45 | シネマンガ研究会

30歳からの成長戦略 山本真司(著)

若者に教えるべきは「魚の釣り方であり、釣った魚をあげてはいけない」。よく引用される故事である。

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# by Yasuo_Ohno | 2005-02-18 00:46 | テーマ6:生活

社説 議定書発効 地球守る「百年の計」を

わかっちゃいるけどやめられない!

化石燃料を使うと炭素が空気中に拡散する。炭素が空気中に拡散すると温室効果によって気温が上昇する。気温が上昇すると異常気象や海面上昇が起きる。で?

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# by Yasuo_Ohno | 2005-02-16 22:09 | テーマ5:政治・経済・社会

40歳からの仕事術 山本真司(著)

我々の世代の問題は、今まで学んだことを統合して実力を世に問おうという時期に、いきなりまた多くのことを学ばなくてはならなくなってしまったところにある。30代以下の層では、人生はまだ学習モードにある。新しい価値観を難なく受け入れながら、自助努力で新しい時代への変革過程に突入している…

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# by Yasuo_Ohno | 2005-02-15 22:10 | テーマ6:生活

辞めるなキケン!! 森永卓郎(著)

現代日本において、転職や起業に夢を抱いて、会社を辞めるという決断を下すまでに犯しがちなカンチガイを「キケン」とし、その「処方箋」として「サラリーマンであることの幸せ」について考えてみました。

これからアメリカ型に変化していく日本社会の仕組みなどを示しつつ、会社にいると気がつかない様々な制度、辞めて初めて気がつく会社員であることのメリットなどを提示していきます…。

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# by Yasuo_Ohno | 2005-02-14 20:45 | テーマ6:生活

シェーン

ラストの少年とのやりとりのために、この映画のすべてがあるようだ。「ひとは自分の殻を破れない。突き破ろうとしたができなかった。ひとを殺すと一生烙印がついて回る。正直で、強い男になれよ」

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# by Yasuo_Ohno | 2005-02-13 16:13 | シネマンガ研究会

温暖化「米の人権侵害」 極北のイヌイット申し立てへ 温室効果ガス削減努力促す

小見出しが踊る「氷薄く狩猟中転落/氷河解け洪水」。ひさびさに出ました、あいつの記事。これはいい記事です。京都議定書が来週発効なので、タイミングもばっちり。

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# by Yasuo_Ohno | 2005-02-13 15:52 | 今日の新聞

東京ファイティングキッズ その2

知識について関与せずに生き死にした市井の無数の人物よりも、知識に関与した人間には価値があり、なみはずれて関与したものは、なみはずれて価値があるというようにひとびとが幻想することは、自然なことではあるが、これはあくまでも幻想の領域に属していることだ。

幻想の領域から現実の領域へはせくだってくると、この判断はなりたたない。

市井の片隅に生き死にした人間のほうが、判断の蓄積や体験の重さに関して単純でも劣っているわけでもない。千年に一度しかあらわれない巨匠と、市井の片隅で生き死にする無数の大衆のこの『等しさ』を歴史はひとつの時代性として描き出す(吉本隆明)

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# by Yasuo_Ohno | 2005-02-12 13:13 | テーマ3:現代思想・仏教