シェーン

ラストの少年とのやりとりのために、この映画のすべてがあるようだ。「ひとは自分の殻を破れない。突き破ろうとしたができなかった。ひとを殺すと一生烙印がついて回る。正直で、強い男になれよ」





自分に言い聞かせるようにいうシェーンに対して、「シェーン、血が出ているよ。本気でやれば撃たれなかったよね」などと分かっているようで、分かってないようなことをいう少年。

少年の目に映るシェーンは無敵のヒーローだ。

世間のはみ出し者にすぎないことを承知のシェーンにとって、そんなイメージは非常に辛い。シェーンはまっとうに生きようと努力した。ぼくらが証人だ。しかし、状況が許さなかった。

ひとを殺した罪をひとり背負って、愛するひとと平和に暮らす日を夢見て、シェーンは旅立つ。「シェーン、カムバック!」

少年の願いをよそに、流浪の旅を続けるシェーン。あまりにも有名なワン・シーンだが、こんなに素晴らしいとは思わなかった。


シェーン  ★★★★

製作: 1953年アメリカ
監督: ジョージ・スティーヴンス
製作: ジョージ・スティーヴンス
原作: ジャック・シェーファー
脚本: A・B・ガスリー・Jr
撮影: ロイヤル・グリッグス Loyal Griggs
特殊効果: ゴードン・ジェニングス Gordon Jennings
音楽: ヴィクター・ヤング Victor Young
出演: アラン・ラッド、ヴァン・ヘフリン、ジーン・アーサー、ブランドン・デ・ワイルド、ウォルター・ジャック・パランス、エミール・メイヤー、ベン・ジョンソン、エリシャ・クック・Jr、エドガー・ブキャナン
[PR]
by Yasuo_Ohno | 2005-02-13 16:13 | シネマンガ研究会
<< 辞めるなキケン!! 森永卓郎(著) 温暖化「米の人権侵害」 極北の... >>