なが~い映画

劇場で見るのは、何とかなる。「東京裁判」。4時間半におよぶ作品だった。どこの劇場で見たかは忘れた。でも、貴重な体験だった。いまとなっては、劇場へ通う身分でなくなった。ビデオで4時間半はありえない。いくら小林正樹の切れ味がいいといっても、無理。

コッポラの「ゴッドファーザ」も長かったが、こいつはビデオでもOK。確か、「ゴッドファーザPartⅡ」も長かったが、同じくOK。3時間というのは、ビデオでは長い。普通は緊張感がもたない。たとえば、「ダンス・ウィズ・ウルブス」だって、悪い作品ではなかった。でも、もう1度、ビデオで見ようとは思わない。「ゴッドファーザ」には、並の作品にはない何かがあった。

カルネの「天井桟敷の人々」。これも長かった。でも、もう1度見たい映画ではある。加齢に伴い、違って見える作品だと思っている。それが理由。

例外はある。けれど基本的に長い映画は許せない。劇場で見れる身分になれば話は別だが。映画は2時間。すぐれた監督の大胆なカットをこそ見たい。

ところで、現在のぼくは、劇場どころかビデオさえ見れる身分でないのであった。
[PR]
by Yasuo_Ohno | 2004-07-27 20:05 | シネマンガ研究会
<< 歌舞伎 無声映画 >>